e=2.718281828459.......って感じで延々と続くこの数字。
πのように分数で表せない無理数である上、これの使い方が全く明白じゃない。
eのx乗は微分してもeのx乗のままで最初は正直気味が悪かった(笑)
そもそもなぜこんな物が数学界で必要とされたのかさっぱり理解出来なかった。。。というわけで、
eの定義をみてみると、
eの定義をみてみると、
”tを0に近づけていったときの(1+t)^(1/t)の値” ってことが分かった。
この極限の値をeで表したんだねw
でもじゃあなんで(1+t)^(1/t)の極限を求める必要があったの?
その答えは畑村先生の”直感で分かる数学”に載ってたので一番分かりやすかった例をここに簡略化してのせます。
この本によると。。。。”自然数eはいわば金の貸し借りから発見されたようなもの*”だそうですw
どーゆーことかというと、
簡単に言えば、(1+1/t)^tは借金の複利計算をしたときに出てくる式の一部であり、利子の繰り入れ回数(t)を無限大に近づけたときにこの式の値が落ち着く数字がeなんだそう。
*複利式の借金では”利子もまた利子を生む”。。。つまり、10日で返すはずだった分の借金が返せなかった場合、次に払うときには、
(10日でで返すはずの借金+その利子)×%の利子
というようにどんどん借金が膨らんでいく。。。というのが複利式です。
なぜこの借金計算で出てくるeという数字が特別扱いされてるのかというと、”自然界の様々な現象にも2.7いくつという数字がよく出てくるとわかったから”だそうです。
自然対数も”自然現象の解析に使うと便利な対数である”という理由で、”自然”ということばが使われてるらしい。
自然界の現象が数学の2.7.....という一つの数字に結びついてるなんてちょっと神秘的でますます数学が好きになったwwただどうぜだったら3のような整数にしてくれればよかったのに。。。。なんて思うw
☆★おまけ★☆
最初に言ったe^xの微分した値がe^xのまま。。。っていうこの怪奇現象ww
このウェブサイトにしっかりした説明が載ってます↓
KIT数学ナビゲーション